高徳院タイトル

ツツジと大仏
ツツジと大仏

●概要&歴史
1238年(暦仁1)僧浄光が諸国を勧進し着工、1243年(寛元1)に完成するが、当時は木造で今の大仏よりかなり小さかったようである。その後一説には大風で倒壊し、1252年(建長4)金銅製の大仏の造営が始まった。しかし完成時期は不詳。その後1495年(明応5)の大津波で大仏殿が崩壊し、以後露天の大仏となった。阿弥陀仏であり、高徳院も浄土宗の寺である。高徳院の創建時期、開山開基ともはっきりしない。

●見どころ
与謝野晶子歌碑:「かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におわす夏木立かな」の歌碑。観月堂脇。
吉屋信子の墓:

●建築&美術
大仏:像高11m、重さ121トンの阿弥陀如来坐像。鎌倉の仏像では唯一の国宝。八層に分けて鋳上げられていて外観からもその接合部を観察できる。鋳造は建長寺の国宝・梵鐘の作者物部重光らによるものという。意外に知られていないのは耐震設計で、実はこの大仏は台座にくっついていない。地震があった場合、揺れに合せてスライドし、それによて倒壊を防ぐという。
観月堂:李氏王朝の月宮殿を移築したもので、韓国に当時の建築物が全く残っていないため、世界的にも極めて貴重。

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3月上 ツツジ01 準備中 準備中
3月上 ツツジ01 準備中 準備中


<早春>ウメ、ツバキ
<春>サクラ
<初夏>ツツジ
<夏>
<秋>イチョウ
<冬>

5月のツツジは安養院と並び称せられる。



江ノ電長谷より徒歩11分 開7:00-18:00 拝200円 鎌倉市長谷4-2-28
TEL0467-22-0703